こんにちは、コドモドラゴンです!
子育てで忙しい親のみなさん、元気ですか?(笑)
笑顔で子どもに向き合うことが出来ていますか?
本日は、今子育ての中でよく言葉として上がっている「非認知能力」に直結する
「10歳まで続けたい子どもの褒め方10選」を
元小学校教員目線✖️現役4歳子育て中の私がお伝えしたいと思います。

子どもを褒めた方がいいとはわかってるんやけど、ついついいらっとしてしまうねん。

笑顔、笑顔っていうけど、そんなん毎日無理やって!
・・・重々承知しております。仕事に疲れて、家事にも追われて大変なことは本当にわかっております。
その上で、ぜひ、ご安心ください!今日お伝えする「褒め方10選」は、意識すれば誰でも出来ます!
「非認知能力」ってなんのこと?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、それについてはこの記事の最後に簡単にご説明したいと思います。
①朝に、昨日のことを褒める
例えば、4歳の子だとすると、私は朝の着替えをしながらこんな風に自然と言います。

そーいえば、昨日さ。帰ってきて自分から手洗いうがいしてえらかったね〜
これ、意外と効果的です。自然と言われたことによって、この後、
・自分で顔を洗う
・自分から食べた朝ご飯のお皿をもってくる
など、いい行動が生まれやすいです。ここでもう一回褒めれるのがいいです。
※小学生でも使えますよ。昨日したお手伝いを思い出してみてください。
②言ってないときにしたことを褒める
①の場合に、そんないいことしてないんですけど。とおっしゃる声が聞こえてきそうです。
そんなときに、親の方からいつも言っていること、もしくは家庭の約束とかあると思います。
例えば、
・お風呂にお湯を入れる (お湯を入れる前にさっと水で湯船を流しているとかでもいい)
・机を拭いている
・親の靴を靴箱に直してくれている (靴をそろえているとかでもいい)
のような行動ですね。
親が言っていないときにしたときこそ褒めるチャンスです!
※自分だったらと思ってください。ガミガミ言われて仕方なくしたことについて褒められるよりも、
自然としていたことに気づいてもらえたときの方が絶対嬉しいですよね!大人も子どもも同じです!
③「笑顔」を褒める
これはできるでしょう!笑顔がないなら、あなたがまず「笑顔」をつくりましょう!
まず褒める側が笑顔になる余裕がないと、ぜったい褒めれません。
一緒に笑顔になれる遊びを考えたり、一緒に笑顔になれる話をしたりしましょう!
そうすれば、ぜったいチャンスがあります。

めっちゃ良い顔で笑うやん!可愛い!
④自分でやめれたときに褒める

いつもスマホ(ゲーム)ばっかりしてるんです。褒めるとこないです泣
これもよく聞きます。余裕がないときこそ今の時代はこれですよね。
しかし、こんなときでも、自分からやめたときは何日間かの中で必ずあります。
そこを逃さないでください!でも闇雲に褒めればいいと言ってるわけではないです。
ここが重要!
スマホ(ゲーム)をやめたことによって、何かその子に良いことがありますか??
これを親御さんの中で明確にしてほしいと思います。
これは私の場合ですが、前提として「一緒」というのがテーマなので
・「パパと一緒にレゴで遊べる」
→時間を作ればもっと楽しいことがいっぱいある!と本能的に気づく!
・「時間を生み出せたことで、家族と楽しく話ができる」
→ごはん時は、家族で楽しく話ができた!という経験ができる!
※小学生じゃそうはいかない!とおっしゃる声も聞こえてきそうですが、あなたのご家庭の様子に合わせてもらえれば良いと思います!
何度も言いますが、大人であるあなたもスマホを急に取り上げられたら嫌!なのであれば、子どもも納得するように話し合う必要があると思います。子どもも1人の人間です。
⑤すごいな!と褒めるならば、目を見て!
これは文字通りです。本当に「すごい!」と思っていることを目で伝えてあげましょう!
⑥過程とセットで褒める
褒めるときのレパートリーありますか?

すごいな! ・・・しか言ってないかもしれない・・・
極論!「すごいな」だけでも良いので、何がすごいのか説明してあげてください!
少し大人の話になりますが、あなたは同僚や後輩を褒めるとき、もしくは妻(夫)を褒めるとき、どんなことを褒めていますか?思い出してみてください。・・・大丈夫。何かあるはず!思い出して(笑)

この前の資料の説明。めっちゃわかりやすかったで!

僕より先に、洗濯畳んでくれてありがとう!
どうでしょう?黄色のところが説明になっていると思いますが、これだけでも、嬉しいです!(私は
それに、子どもからすれば、大好きな人に褒めてもらえるわけです。何がすごいのか言ってくれると次からもしたくなるし、家の外でも頑張るかもしれませんよね!
⑦写真や動画に撮って、あとでも褒める
写真や動画、撮るときにちょっとだけ意識してください。あとで褒めれます。
例えば、
・小学2年生、野球の素振りを頑張っているところ
・小学4年生、マラソン大会の練習を頑張っているところ
・小学1年生、姿勢正しく座ってノートに書いているところ
・保育園、テレビの「おかあさんといっしょ」をみながら、洗濯物を畳んでいるところ
なんでもいいです!
これのいいところは、
・何度も見れる
・自分で自分の姿をみることができる
・自分のことに興味をもってくれていることが嬉しい。
※私は、スマホだけでなくホームビデオが好きなのでよくそれで撮っています!
⑧第三者に褒めてもらう
言い方が難しく感じるかもしれませんが、難しくないです!
つまりは、⑦で述べた写真や動画を撮っておけば、今目の前で見ていない妻(夫)からも褒めてもらうことができる、という感覚のことです!
本質を言えば、褒めてもらうときに、直接よりも、間接的のほうが嬉しいときありませんか?

ママが言ってたで、学校で逆立ちできるようになったんやって?
もはや、褒めてるのかどうかわからなくてもいいんです(笑)
大事なのは、ママ(パパ)がいないときに言うこと。これ結構大事です。
⑨質問を含んだ会話を日々する
ここまで、褒め方を言ってきましたが、それでも悩んでいる方いらっしゃると思います。
ここで、タイトルにもありますが、一旦10日続けてみてほしいのですが、
「質問を含んだ会話」を意識してしましょう!

今日学校(保育園)で何したん?
これはよくないです。聞かれている側がしんどいです。話すのが好きな子ならいいですよ!?
しかし、親子の会話が乏しい状態から、これを聞かれると厳しいです。答えにくさ満載です。
例えば、小学4年生なら

今日学校で体育あったん?

そうなんや!ちなみに今体育でどんなことしてるん?

マット!どんな技があるん?パパはそういえば4年生の時に側転して先生の顔蹴ったことあるねん(笑)
このように、興味がないことでも答えやすいように質問を含んだ会話をするのが良いと思います。
その中で、「えっそんな技できるん?!見せてよ!」→披露してくれる→「すごいな!!」
となるかもしれません!とても自然な「すごい」なので違和感なく褒めることができますよね!
⑩「MAX褒める」と「ナチュラル褒める」を見極める
最後は、本当に子どもとして接するというよりは、「人を育てる」という感覚で聞いてください。
「MAX褒める」はオーバーリアクションで褒める感じです。
どんなときに使ったことがあるか思い出せます?
「ナチュラル褒める」は自然な流れで褒める感じです。
こちらもどんなときに使ったことがあるか思い出せますか?
我が子に対して、自分がどんなときにどんな感情を抱いているかを、整理してみてください。
できれば、メモに残しておくといいかもしれません。
ちなみに、小学校の先生はこういうことを日常でするのが仕事です。
子育ての前提
ここまで、褒め方についてお伝えしてきました。教育的なことは、全てがみなさんの例に当てはまるわけではないのですが、私の経験上この10個だけは、常に考えていることです。
最後に私が子育てをする上で心に留めていることを3つお伝えします。
それは、教育の専門的な要素と、人と接するコミュニケーションの要素です。
①子どもを大人と同じように接する
これはよくあることだと私は感じているのですが、
例えば、
カフェで子どもにスマホの動画を見せておいて
その間に自分は友達と延々喋り続ける
この状況で、お子さんは楽しいでしょうか。
つまりは、子どもをのけ者にする場面はありませんか?
②自分の分身、もしくは彼女(彼氏)と同じように接する
これは、一緒に過ごす妻(夫)に対しても言えることかもしれませんね。(笑)
つまり、子どもと接するときに、自然と立場を下に見ていないか。ということです。
・言葉づかいはていねいにしていますか?
→呼び方、挨拶など 子どもは親をまねします!
・スキンシップはとっていますか?
→目を見て話を聞かなかったり、適当に全部「すごいすごい」と言ってはいませんか?

あっ全然聞いてくれへんわ。今度から言わんとこー。
となります。彼女(彼氏)にそんな態度とってたら、そりゃ、心が離れていきますよね(泣)
③「褒める」ばかりが成長ではないのは重々承知した上で意図的に「褒める」
これは就学前〜小学校低学年ごろまでに言えることと私は経験上思っています。
「褒める」=「甘やかす」ではないです。甘やかすことでご機嫌をとることは誰にでも出来ますが、
本当の意味で成長をしているとは思えません。
意図的に「褒める」ことで、「自分のことが好きだ。自分っていいね」と潜在的に思うことができるようになってくると考えています。
それに、小学校高学年ごろから、早いもので「成長期」がやってくるお子さんもいます。
だんだん大人から離れたいと考えてきます。それに子どもは子ども扱いされることを嫌っていきます。
それはあなたを嫌っているわけではなくて、自分のことは自分でしたいという欲求からくる「成長の証」なのです。
「非認知能力」とは?
こちらの動画が、割と詳しく説明してくださっているので、ご参考までに。
このサムネイルにあるように、ピラミッドの下の方はなかなか変え難いものがありますが、
3段目より上のほうは、幼いときから習慣として、周りの大人が教えたり、学ばせたりすることができやすいものだということです。
一応下に参考になる資料を載せておきますが、難しくかかれていますので本当に参考程度に(笑)

それでは、今回も最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
Thank you for reading. See you next ideas.
「私は実験において失敗など一度たりともしていない。 これでは電球は光らないという発見を今までに、1万回してきたのだ。」
トーマス・エジソンの言葉より
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